中間報告 | やさしい版

このプールで起きていること
——いま、わかっていること

2026年9月 まちをつくるアスリート

調べてわかったこと、3つ

1「インクルーシブ(障害のあるなしに関係なく、一緒に)」という言葉は、最初の計画案(=素案)にはひとつも出てきませんでした。でもこのプールでは、28年前のオープンのときから、それが当たり前に行われてきました。身体に障害のある人、知的障害のある人、耳のきこえない人の全国大会が、同じ日に、同じ水で開かれてきたのです。言葉がなかったのではなく、言葉より先に、実物があったのです。

2市は「このプールで国際大会は4回しか開かれていない」と数えています。でも、毎年のように開かれてきた障害者水泳の大会は、世界に記録が認められる国際公認の大会です。それは数に入っていませんでした。大事なのは、招待した大会の回数ではなく、ここで泳ぐことが世界とつながっている、という競技の日常です。

3計画のもとになった報告書には、競技のルールブックにはない条件——「特別な会社の計測機械が必要」など——が、国際大会を開けない理由として書かれていました。競技団体や報道からの指摘はありましたが、報告書は公式には直されないまま、いまも計画の出発点として使われています。このままでは、水泳が長い時間をかけて育ててきた文化が、静かにやせていってしまう——私たちはそう心配しています。

私たちがめざすこと、3つ

1むずかしい話を、わかりやすく伝えます(解説シリーズ)。

2プールを残した場合の姿を、絵と数字で見えるようにします。

3みんなで考えた案を、市議会の投票(2027年秋)の前に、横浜市に届けます。

最後に

私たちは、市とけんかをしたいのではありません。利用者や競技の文化のことをちゃんと考えたい。情報が公平であったのかどうかを検証し、当事者・市民の声をちゃんと結び目に届けたい。それだけです。

この計画は、市長がだれになっても続いていきます。だから、だれが市長でも変わらない仕組みの話として、記録を続けます。

まちがいを見つけたら教えてください。直して、直したことも残します。

→ 根拠を確かめたい人は:記録のページ(CASE 01)/解説シリーズへ